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月 讀

月 讀

「月讀の光は清く 照らせれど 惑へるこころ 思ひあへなくに」 ・・ 吾子逝きて この世のすべてが変わつてしまつた。


KAGAYA Gallery

KAGAYAとても美しいディジタルアートだ。この絵を使ったYouTubeが多く公開されている。

絵も美しく、音も美しい作品が多い。夏の夜にひとりでじっくり聞いて、見ていると引き込まれ、癒されていくのが分かる。

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流星☆忌

今日、8月2日は息子の流星忌(祥月命日)だ。去年は梅雨明け直後の猛暑であった。ことしは朝晩は多少しのぎやすいものの、昼間はやはり大変な暑さだった。
しかし、去年との天地がひっくり返るような一日とは異なり、心は少し静かに墓参りをしたり、HP更新をしたりすることができた。
バッハのG線上のアリアは、そうした心休まる曲で、私はこれまでSwingle Singersのものが一番と想っていたが、ここにきてそれを超えるグループが出現したような気がする。Ensemble Planetaである。
日本人のグループで高音部のすばらしさは他を寄せ付けない。心静かに聞いていたい。

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流星の道

流星はその明かりが暗い、そして消え行く。
人生を星にたとえれば、燃え尽きる若さと、月や太陽に比べるとほの暗いイメージのある「老い」を流星は持っている。

与謝野晶子は、それを次のように詠んだ。

    御空より なかばはつづく明き道 半ばはくらき流星のみち
                         (第十九歌集「流星の道」より)

天馬流星は、その相反するものを持ちながら、この世を去った。まもなく一周忌である。

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It Is Well With My Soul

"It is Well with My Soul"という聖歌がある。この聖歌にまつわるストーリーはアメリカ人好み(?)の一種の成功譚だ。泣かせる話ってやつ。

1871年。幸せに満ちた実業家ホレーショウ・スパフォードの家庭に悲劇が訪れた。シカゴの大火が起きて、そのために息子を失い、彼の事業も大きな損害を受けたのだ。
      
しかし、にもかかわらず、彼と妻は大火によって被害を受けた人々のために財と時間を費やし捧げ、多くの人々に助けと励ましを与えつづけた。

そしてその2年後、もう一つの悲劇が彼の家族を襲う。

ある時、彼の家族は休暇を過ごすために、ヨーロッパに向かったが、彼の妻と娘たちを乗せた汽船が航海中に船と衝突し、彼の妻だけは救助され助かったものの、娘3人を失ってしまう。スパフォードは仕事のために後から家族を追いかけることになっていたそうだ。

彼がその悲報を受けて妻の待つヨーロッパに向かい、航行中の汽船のデッキから娘たちを呑み込んだ海を深い悲しみの中見詰めているとき、大海原を見つめる彼の心を驚くほどの平安が包み込みはじめた。




そしてできた聖歌が"It is Well with My Soul"だ。



とてもすばらしい話にけちをつけるつもりはないが、この話を調べていて、とても悲しかったのは、海難事故で娘達を失い、自分だけ助かってしまったホレーショウの妻が彼に送った手紙である。
そのなかにこう書いてあった。

Saved alone(自分だけ助かってしまった)

サクセスストーリーとして仕立てられたその裏にあるとてつもない悲しみを表した言葉だ。母親でなければ書けなかった気がする。ご夫婦ともとても立派な人達だったようだが、この奥さんは、”It is Well”とは言えなかった気がする。
キリスト教徒にはこうした話と歌が心の拠り所になるのだろう、とてもうらやましい。

非キリスト教徒としては、"It is well with my soul(こころ やすし 神によりて寧(やすし))"を神に感謝する言葉でなく、「平気だよ−」と突っ張った物言いをして、自分の平常心を保つ言葉と考えたい。 e_04.gif←気に入ったら押してください。
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瞳をとじて

平井堅の「瞳をとじて」
いい歌だなあと思っていたら、「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌だったそうだ。
「そうだ」というのは、あんなに流行った「セカチュー」を知らなかったから。そう。。そんなに流行ったの。

で、片山恭一の原作「世界の中心で、愛をさけぶ」を読んでみた。一言で言えば、駄作。
愛するひとを亡くしたこともなければ、苦しみ悩んだこともない人が書いた「一般的に悲しい」本だ。題材が愛するひとの死としたのが成功しただけ。

きれいすぎるんだよ!なわけないじゃないか。
でも平井堅の歌はいい。

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