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月☆流星忌~東方十全歌第五話アップ
2011-01-03 Mon 21:04
あけましておめでとうございます。正月になってもすぐ月命日です。
 正月早々、長男と娘夫婦が来ていて、つれあひを含め5人で墓参りに行きました。

 久しぶりの五人家族です(一人は入れ替わりになりますが)。

 かなしみは かなしみとして 年新た   (歩々)

 今年もホームページの更新が続きます。年が明けて、新たな思いで、更新にも取り組んでいこうと思っています。
 しかし、東方SSも残り、ラスト2です。今回の第五話と第六話でおしまい。

 この第五話で妖夢の捜査が終わります。長い問題提起でした。

空(くう)が短い悲鳴をあげる。
 刀から、確かな感触が伝わってきた。斬った、と。
 その瞬間――。
 妖夢の視界の隅に、一人の女性が突如として現れた。何の前触れもなく、まるで初めか
らそこにいたかのように。
 その女性が、メイド服を着ていたこと、長いブロンドの髪を持っていたこと。
 それだけを視認して。
 妖夢は、膨大な力を伴って発生した爆発に巻き込まれ、意識を手放した。

第六話の解決編に向けてのイントロです。この最終編に向けての作品は亡くなる3か月ほど前に書かれました。
 「空を斬る」というロジックを第一話からうまくつないできました。天馬のお墓にも「空」が刻んであります。

 ご一読いただき、第六話の解決編をご期待下さい。
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夭折:俳句と情
2010-08-25 Wed 09:49
 私は夭逝とか夭折とかいう言葉が嫌いです。「夭」というのはなよなよして細い様を表す漢字で、そこから子どもを差すようになったといいますが、どうも不吉な印象を受けます。もともと男性を差していたようですが、それが女性になるとその不吉さはが際立ちます。妖怪の「妖」なのです。

 また、夭折とか夭逝というのは、才能のある若者がこころざし半ばにして逝くときに特に使われている気がします。ことさらこんな言い方で差別してほしくないと思います。余計なお世話ですが。。。

 それはさておき、この「夭折」をテーマとした俳句群があります。俳人の中には、俳句は瞬間的な写生をするもので、人の情を写し取るものではない、それをしたければ短歌をしなさい、という人がいますが、短い詩であるからこそそこに込められた情の深さと広がりへの想像が可能になるとわたしは思います。
 
 俳句でもこれだけ悲痛な思いを表現できるのですね。一句一句、その情景が浮かび上がってきます。

いのち迫る子にちかぢかと蝉鳴けり  瀧春一

鳴き澄める蝉よ吾が子の覚めるなき  瀧春一

日焼けせしままのむくろの憐れなる  瀧春一

紫陽花や冷えゆく吾子の髪撫づる   石川桂郎

よその子の歩める霧に立ち止まる   石川桂郎

吾子が香の湯の香かすめぬ秋風裡   石川桂郎

つひに冷え冷えかたまりし吾子の顔   川島彷徨子

抱きをるや吾子ぬくもりてくるごとし 川島彷徨子

吾子危篤夏蜜柑すでに町になし     川島彷徨子

涼風にまなことぢぬもあはれなり   川島彷徨子

雨冷えて吾子を寝棺にうつしがたし   川島彷徨子

逝く吾子に万葉の露みなはしれ    能村登四郎

供華の中に子が育くみし朝顔も    能村登四郎

露ふふむ柔らかな髪ととも別るるか  能村登四郎

夏風やこときれし児に枕蚊帳     飯田蛇笏

美しき布団息あるごとくなり     五十嵐播水

死児のそば団扇を置きし音聞こゆ   萩原麦草

鰯雲死児に重みのありしこと     飯田龍太

悴みてどこかに居ずやどこにも居ず  八木隆史

吾児の墓産湯使はす如洗ふ      鹿島あけみ

芒買ふお月さまにも亡き子にも    林原耒井

西瓜割る亡き子いつでも駈けてをり  加藤楸邨

長子次子稚くて(わかくて)逝けり浮いて来い 能村登四郎

亡き吾子の飾るすべなき雛かな    高木晴子

※太字は私もこんな句が詠みたかったという実感のあるものです。

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銀木犀
2009-10-18 Sun 17:52
 先週、ようやく金木犀が咲き、風にその香りが流れていると思ったら、いつのまにかそれも止んでいました。そして、家の近所では小学校の銀木犀が咲き、とてもいい香りを放っています。

 金木犀は柑橘系の香り、そして銀木犀は乳清の香りとでもいいましょうか。色と関係あるのかなあ、などとつれあひと話しながら朝の散歩をしました。


金木犀
 

銀木犀


銀木犀の俳句を詠もうと思って、歳時記をめくっていたら、こんな句がありました。

木犀の風が好きです扁桃腺   (服部修一)





私には分からないのですね、この類の句が。「木犀の風が好きです」は分かりますよ。でも、それと扁桃腺はどういう関係があるのですかね。
木犀の香りが扁桃腺炎に効いたとか、扁桃腺炎を患っているときに木犀の香りが流れてきたとか、言うのでしょうか。

 変です。うまい俳句なのでしょうが、「木犀の風が好きですリンパ腺」とどこが違うのか、悩みます。

 還らざる子の匂ひして金木犀    (三枝青雲)

 これなら分かります。うまい!

 木犀の匂ひ変はれば墓参り   (歩々)

 三回忌が過ぎて、墓参りも何となく2週間に1度で大丈夫になってきました(それまでは毎週行かないといけませんでした)。
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二度目のお盆
2009-08-13 Thu 21:05
 二度目のお盆がやってきました。ほぼ去年と同じですが、ちょっと違う過ごし方をしています。

 今年は、墓掃除を昨日すませていて、今日は迎え火を焚いたらすぐに、真史やご先祖様に留守番をしてもらって、ジャスコ(レイクタウン)の朝市に出かけました。
 キャベツが78円。買わなくちゃ、と出かけ、結局、一日買い物三昧。秋に向けたカーペットを買い、すっかり古びたレースのカーテンを買い換えるなどしました。高いキャベツだったなあ。

 そして、銀行、保険、証券、古いPCやパソコンソフトなどの整理もしました。まだ古いPCやパソコンソフト・データの整理しか終わっていないので、明日も続けます。

 私の身のまわりを整理するお盆になりました。いつあの世に行ってもつれあひが困らないようにしておかねば。

 鷺草や 親より先に 旅立ちて   (歩々)


(鷺草が三輪咲いて、真史の誕生日を祝ってくれます)

 明日は真史の(元の)誕生日です。生きていれば年男、24才になります。去年と同じく、好物のハンバーグをつれあひが作ります。そしてチョコレートケーキも供えるつもりです。お去年と同じく、今年もお墓参りにもまた行きます。明日の誕生花である鬼灯(ほおずき)は仏壇にも墓前にも供えました。

 このほか、奇跡的に回復しつつある母の退院の準備やらなにやらで、外出もしなければならず、逝った者たちをゆっくり供養してやる時間がとれませんが、生きている者優先と割り切っています。
 お帰りくださったご先祖様には申し訳ないのですが、留守番をしていただくお盆になりました。

 もちろんわんこもお留守番してくれました。


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好きな歌
2009-07-06 Mon 19:23
歌集 花やすらい  角川短歌叢書 (角川短歌叢書)歌集 花やすらい 角川短歌叢書 (角川短歌叢書)
(2008/09/09)
道浦 母都子

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 全共闘歌人といわれた道浦母都子さんの歌が好きだ。「花やすらい」はお気に入りの本だが、そのほかにもこんな歌がいい。

  四十代 この先生きて何がある
          風に群れ咲くコスモスの花
  (道浦母都子)

 私はもう五十代も後半だが、この歌を五十代に置き換えても、秋桜のようなしなやかな生き様への憧れとその孤独の実感は変わらないだろう。

 このあと、道浦さんが五十代になって詠んだ歌はこんなになる。

  五十年過ぎてしまえり光年の
          億万分の一ほどの時間
  (道浦母都子)

 反対にこの歌はちょっと気に入らない。居直っているというなら、その気持ち分からないではないが、本当にこのように思っているとしたらがっかりだ。五十年は長くもあり、また短くもあり、一個の人間には決めようがない。

 でもまだ↓ここまで枯れてはいない。

  さまざまの七十年すごし今は見る
          最もうつくしき汝(なれ)を柩に
  (土屋 文明)

 もう七夕なんだなあ。「七夕」という兼題でNHK俳句に出せなかった。うまく詠めなかった。
残念!
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| 月讀 |
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