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2005年の自治体の防災力・危機管理力評価結果
2006-01-31 Tue 08:49

共同通信からこんな情報が発信されました。

「総務省消防庁は31日、災害が起きた時の情報連絡体制を整備しているかなど「防災力・危機管理能力」について、都道府県が2005年4月現在で自己評価し点数で示した結果を発表した。100点満点の総合評価で全国平均は58.5点と、03年11月に実施した前回より15.0ポイント上昇した。

 消防庁は、04年に台風や地震などの災害が多発して自治体や住民の防災意識が高まり、住民に対する避難方法の啓発や物資の備蓄などが進んだのが要因と分析している。

 都道府県別で自己評価の最高は前回と同じ東京で82.2点。最低は沖縄の39.3点だった。前回25.7点で最低だった群馬は中越地震を受けた防災強化などで60.3点に上昇した。

 自己評価は、自然災害や原子力事故、テロによる災害に対応するため、情報連絡体制の整備に加え(1)資機材の確保や備蓄(2)リスク把握・評価、被害想定―など合計9指標に沿って約800の設問に答えて点数を出す仕組み。

 指標別でも全国平均値はいずれも上昇した。通信システムのバックアップ対策など情報連絡体制は81.7点で9指標の中で最も高く、前回より13.2ポイント増えた。(共同)」

この情報のもとは次のとおりである。

http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/180131.pdf

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日本の大災害
2006-01-30 Mon 03:17

昭和27年に発刊された「東京災害史」(畑市次郎著)という貴書が手元にある。この書物をもとに江戸開府400年に当たる今年、江戸時代の大水害について記してみたい。

寛保2年(西暦1742年)は八代将軍吉宗が行った享保の改革の総仕上げともいうべき公事方御定書制定の年である。その年の旧暦8月1日から2日にかけて江戸の西側を大型台風がゆっくりと通過し、江戸市中は大暴風雨のため武家屋敷、町家などが壊れるなどの被害が出た。この台風とその前から降り続いていた大雨により利根川、荒川が氾濫し、江戸市中はもちろん広く関東一帯から信州あたりまでが大洪水となったという。「関東開国以来未曾有の大水」といわれた災害である。

「東京災害史」によると『利根川の大水は滔々として江戸へ押しよせ、江東方面は忽ち水びたしとなり、大川筋も新大橋、永代橋が破損した。三日夜には・・・大水は小菅から本所、深川に侵入、四、五両日を絶頂として浅草、下谷から江東一帯は泥海と化してしまった。八日もまた大暴風雨で、本所や深川は再び増水し、神田川の出水は目白駒井町の埋樋を崩壊、大洗堰の土手も決壊して牛込に入り、音羽九丁目の上水堤も切れた。水戸邸から富坂下は二、三尺、小日向、江戸川などは五尺まで、いずれも床上に浸水した』という。

「続むさしあぶみ」には、飛鳥山から見渡したところ、川口岩淵方面は一面水で、川口の善光寺の屋根しか見えないと記されており、荒川筋の郡部地域も利根川地帯におとらず洪水の被害を受けた様が見て取れる。死者は数万ともいわれており、儒学者太宰春台も「本朝にて近世是ほどの死亡は多く有るまじくと存候。」と述べている。幕府は被災直後に江戸市中だけで延べ19万食の給食を行い、それに使用した白米は360万石(約54,000トン)にのぼった。他の地域とあわせると莫大なものであったであろう。

この水害には様々なエピソードが伝承されている。もっとも興味深いのは、幕府儒臣松崎尭臣が著書「窓の須佐美」のなかで、『近年・・・みずみち水道をかへ、古池を埋め、山をあらし、樹を伐りて、山々はげ山に成ぬ。かかることのつのりて江戸開しより以来聞もおよばぬ大水度々に及べり』と批判していることである。昭和27年の「東京災害史」でもカスリーン颱風などにおける自戒として紹介しているが、これはそのまま21世紀の今日の都市型水害についてもあてはまることである。国の中央防災会議が嘆く「生かされない教訓」のひとつであろう。

【引用文献】東京災害史(畑市次郎著、都政通信社発行、1952年)

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企業向け地震対策の本です
2006-01-29 Sun 09:54

この本は書いたものの中でもっとも売れました。といっても、今、1回増刷しただけだけどね。前に出した地震ものは初版で絶版だったのを考えると、進歩だよね。内容は自分でも自信(地震?)あるよ。オヤジギャグか!?出版社が文系のものを止めるので、これも1回増刷でおしまい。また出版社を探さなくては・・・

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関東大震災
2006-01-29 Sun 09:00

昭和27年に発刊された「東京災害史」(畑市次郎著)という貴書が手元にある。この書物からまもなく80周年を迎える関東大震災の猛火について記してみたい。

「筆舌に尽くしがたい」という言葉があるが、当時の新聞社にはかなり筆の立つ人がいたものと思われ、猛火に立ちすくむ人々や情景を眼前に展開してくれる。関東大震災における火災被害は134カ所の出火から始まった。引用してみたい。

「・・・陽漸く沈まんとする頃より猛火は山の手方面を残して殆ど全市を押し包み、黒煙天に沖し、折柄の旋風は倍々威力を加えて紅蓮の焔は縦に毒舌を閃かす。其の区域の広きと断水のため近衛と第一師団の軍隊も警視庁の消防も施すに術なく徒に奔命に疲るゝのみである。斯くて(中略)走り、喘ぎ、倒れ、傷き、溺るゝ間に四谷、神田、下谷、浅草方面を甜め尽くした猛火は本郷、千住、深川、日本橋、京橋、麹町、芝、赤坂方面に於いていよいよ暴威を逞くし、火元は遠く軽井沢方面より望み得るほどの強さとなった。最早人間の力ではこの暴虐に克てない、凡てを自然のなすがままに委するのみである。・・・」

死亡者の83%、行方不明者の90%、重傷者の62%はこの猛火によるものであった。物的被害も火災によるもの約55億万円、震害によるもの約1億円であったという。凄まじいまでの火災の恐ろしさであった。

ところが復旧は意外と早く、2日後には日銀が営業再開、3日後には山手方面の水道が復旧し、夜には電気も復旧した。6日後には東京市電が運転を再開し、1週間後までには破損した13の橋の修理が行われ、開通したという。当時、「危機管理」という言葉はなかったと思われるが、関係者が自らの「社会的使命」を自覚して、復旧・復興に全力を傾けている様が克明に描かれている。

今、東京で懸念されている東京直下地震では824件の出火と延焼棟数約38万棟が想定されているが、実はこの数字は関東大震災の焼失棟数約41万棟とあまり変わらないのである。特に、環状7号線沿線、中央線沿線のいわゆる木造住宅密集地域での延焼被害が大きいとされている点が心配である。

9月1日を前にして改めて東京における地震火災の恐ろしさを再確認しておきたい。

*1

*1:【参考文献】東京災害史(畑市次郎著、都政通信社発行、1952年)
【写真】東京消防庁

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自慢の本
2006-01-28 Sat 09:52

最近自慢の本は、日本規格協会の「世界の規格便覧」シリーズだ。国際編、欧州等編、アジア編、米国編の4セットで、内容は各種規格の解説だが、リスクマネジメントについても書いてある。その編集主査と国際編とアジア編は著者としても執筆した。国際編は日本規格協会標準化文献賞奨励賞をいただき、その他は図書館協会の推薦図書になった。

ただ、厚いので値段がちと高い。

世界の規格便覧〈第1巻〉国際編

世界の規格便覧〈第1巻〉国際編

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企業向けの講演をします
2006-01-26 Thu 08:52

東京直下地震(大地震)が発生した場合に備えて、事業所が進める防災計画や地震対策マニュアルの作成について講演会を行います。お勤めの方、事業所の防災担当の方の参加をお待ちしています。

日時

2月2日(木曜日)

午後2時から4時

会場

銀座ブロッサム(中央会館)ホール

講師

わたし

定員

900名

費用

無料

申込方法

電話、ファクスまたはメール(事業所名・参加人員・連絡先を記入)で申込む。在住者は防災区民組織、町会、自治会を通じて申込む。

【申込(問合せ)先】

防災課普及係

電話 03-3546-5510

ファクス 03-3546-5639

メールアドレス bosai_02@city.chuo.lg.jp


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| 月讀 |
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